「温泉文化」に係るユネスコ無形文化遺産への 早期登録へ向けた提言(中間取りまとめ)について
2023年7月11日 公開
当協会では、日本の固有の文化である「温泉文化」の保護・活用・発信を図り、次代へとつないでいくため、温泉文化のユネスコ無形文化遺産の早期登録を目指し、活動しております。
このたび、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録に必要となる、「温泉文化」の定義付けや法的保護措置等について、有識者により組織する「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会」(座長:青柳 正規)において、下記のとおり取りまとめました。
記
1.名称
「温泉文化」に係るユネスコ無形文化遺産への早期登録へ向けた提言(中間取りまとめ)
2.概要
(1)温泉文化は、「自然の恵みである温泉を通して、心と体を癒やす、日本国民全体の幅広い生活文化」である。ユネスコ無形文化遺産への提案に当たっては、先行事例である「フィンランド式サウナの伝統」を参考にユネスコに向けた提案書を準備すること。
(2)法的保護措置についてまずは、文化財保護法(登録無形文化財)によるものとすること。
(3)文化財保護法による無形文化財の登録に当たっては「定義・わざ・担い手」と国民の意識を把握するため、文献や悉皆調査により調査研究を実施すること。
(4)温泉文化に関する積極的な情報発信に努め、国民全体の機運を醸成すること。
なお、詳細な内容は別紙(PDFファイル)のとおりです。