北海道 カルルス(かるるす)
北海道登別市
カルルス概要
自然にいだかれ四季を楽しめるくつろぎの温泉地
登別温泉から約8km、オロフレ峠の麓に位置し、1899(明治32)年に日野久橘によって開かれた。カルルス温泉の地名は、泉質がラジウムを多量に含有し、この泉質が当時、世界的に有名であったチェコの温泉保養地カルルスバード(カルロビバリ)に類似していたことから命名されたという。
カルルス温泉は、海抜300mの高燥な盆地にあって、周囲をめぐる渓谷は新緑、紅葉ともに一見に値する。また、オロフレ山(1,230.8m)、来馬岳(1,040.1m)等の諸峰に囲まれており、夏は登山やハイキングで景観の雄大さや、シラネアオイ、チングルマ、イワカガミ、ウラシマツツジ、ツバメオモト、ヨツバシオガマ等多くの高山植物があなたをお待ちしております。冬は樹氷、オロフレの雪はそのきれいさから純白を越え白紫にも見える。
いにしえの名湯に浴した後は、川風にあたりながら野宿の碑や高浜虚子の句碑、吉田元利の歌碑などをめぐり自然に恵まれた遊歩道を散歩すると、人を警戒しながらも姿を見せるキタキツネに笑顔で接すること受けあい。二人連れなら一層のロマンチックな気分を、湯治客にはしみじみした幸せの気分を味合わせてくれ、ちょっとした病気など治せることうけあいの地である。
冬期には隣接して、市営カルルス温泉サンライバスキー場があり、初心者も上級者も満足できる7コースにはリフト3基、ナイター施設もあり上質の雪が人気で家族連れや、若者から高年齢者まで楽しめる。近くには、豊富な湯量と多くの泉質で有名な登別温泉、地獄谷・大湯沼、それを包むように天然記念物「登別原始林」等があり、魅力に溢れた温泉郷です。
カルルスの見どころ
橘湖にオロフレ峠。展望台からは東にクッタラ湖や太平洋、西に洞爺湖や羊蹄山を遠望することができる。
カルルスへのアクセス
JR室蘭本線登別駅より登別温泉までバスで15分、登別温泉よりバスで20分。千歳空港より車で80分。
MAP
カルルスの泉質・適応症
泉質
単純温泉、硫酸塩泉
適応症
(単純温泉)自律神経不安定症、不眠症、うつ状態。
(硫酸塩泉)きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症。
(共通)筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、ストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進。
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
4軒/283人