群馬県 四万(しま)
群馬県吾妻郡中之条町
四万概要
自然と温泉がいっぱい上信越高原のいで湯
上信越高原国立公園の山懐に抱かれ、豊富な湯量、豊かな自然、そして坂上田村磨呂が東夷征伐のとき入湯したと伝えられる歴史のある温泉。群馬県下では草津、伊香保、水上と並ぶ代表的な温泉地であるが、歓楽的な雰囲気はなく、1954(昭和29)に年国民保養温泉地の第1号の指定を受けている。温泉街は、四万川の清流に沿って温泉口、山口、新湯、ゆずりは、日向見と続き、自然と調和し日本的情緒が漂う。
四万の魅力は自然景観と温泉。
春、渓流から聞こえる河鹿の声。ワラビ、ゼンマイ、フキなどの山菜が生え、透き通った空に新緑がまぶしく映える。
夏、標高約700mの温泉地は涼しく、ヤマメ、イワナなどの釣りや川遊び、ハイキングやテニスなども楽しめる。
秋、10月上旬から紅葉が始まり11月中旬まで。周辺の山々は一面鮮やかに染まり渓流に映える。秋の露天風呂は最高。
冬、ちらちら降る雪に温泉街は雪化粧し、のんびり、ゆったり豊富な湯に浸かる。
御夢想の湯、河原の湯、上の湯、山口露天風呂の共同浴場、日帰り入浴施設「四万清流の湯」、「四万こしきの湯」といった湯めぐりも楽しめる。
滝めぐり:温泉街周辺では摩耶の滝、小倉の滝などの滝めぐりができる。
見所:中之条町から温泉までの街道沿いには歴史と民俗の博物館「ミュゼ」があり、他にも多くの見所がある。
四万の見どころ
国重日向見薬師堂、甌穴、四万湖、ふるさと交流センター「つむじ」、道の駅雲仙たけやま、歴史と民俗の博物館「ミュゼ」館、奥四万湖
四万へのアクセス
JR吾妻線中之条駅よりバスで40分。
MAP
四万の泉質・適応症
泉質
塩化物泉
適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
37軒/2924人