香川県 塩江温泉郷(しおのえおんせんきょう)
高松市塩江町
塩江温泉郷概要
阿讃の山懐に抱かれた、いで湯の里、高松の奥座敷
塩江温泉郷は、香川県の中央部、高松市の最南端に位置し、中心部より南へ約25km、車で約40分、高松空港からは約10分の位置にあります。
塩江温泉は約1300年前の奈良時代初期に名僧行基が発見したと伝えられています。その後、弘法大師もこの地で修行し、万人に湯治をすすめたため、人々が集い、村も開けるようになったといわれています。
また、雄大な自然に囲まれ、南部は大滝大川県立自然公園に指定され、阿讃山脈に連なる緑豊かな山々が広がっており、自然とのふれあいが身近にできる地域であり、全国水源の森百選にも選ばれています。
塩江温泉郷を貫流する香東川では、6月頃になるとゲンジボタルが乱舞し、平成元(1989)年には、環境庁自然保護局より「ホタルの里」として選定されるなど、美しい自然環境に恵まれた地域です。加えて、大滝大川県立自然公園頂上付近には、県下唯一のブナの原生林があり、森林浴やハイキング客で賑わっており、保健及び水源涵養機能にも優れています。塩江温泉郷のほぼ中央にある「道の駅しおのえ」と河川を隔て、風情のある木製の行基橋を渡った対岸には、名僧行基にあやかり名付けられた立ち寄り湯「行基の湯」があり、道の駅と共に季節を問 わず賑わっています。
また、高松市との合併一周年を記念して平成18(2006)年9月に整備された「足湯場」は無料で道の駅利用者や温泉客に提供され、好評を得ています。
塩江温泉郷の見どころ
大滝山のブナ原生林、市立塩江美術館、内場池周辺、桜まつり、ホタルまつり、温泉まつり、紅葉まつり。
塩江温泉郷へのアクセス
JR予讃線高松駅よりバス約60分。
MAP
塩江温泉郷の泉質・適応症
泉質
硫黄泉・放射能泉
適応症
(硫黄泉)アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、(放射能泉)高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎など、(共通)筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
10軒/1134人