福岡県 吉井(よしい)
福岡県うきは市
吉井概要
閑静で湯治場的な吉井温泉
吉井温泉は、福岡県の東南部、筑後平野の東側に位置し、耶馬日田英彦山国定公園、筑後川県立自然公園の中にあり、風光明媚な自然環境と観光資源に恵まれている。
この温泉は、昭和31(1956)年に発見された温泉で、雄大な耳納連山と、別名「筑紫次郎」の愛称で親しまれる筑後川の悠々たる流れに抱かれた自然環境を生かし、この温泉のもつ素朴さと泉効が賞され、四季を通じて健全な憩いの場として、保養、観光に親しまれている。
吉井温泉の四季を紹介すると、春は桜の長野水神社、歴史をつづるおひな様めぐりと、五月の小さな美術館めぐり、夏は情緒豊かな筑後川名物の鵜飼いが夏の涼味をさそう。秋には耳納山麓での柿狩りなどのフルーツ観光が楽しめる。
また、吉井町は藩政時代には、久留米から天領日田へ通じる豊後街道の宿場町として栄え、当時のおもかげを残す優美な白壁土蔵づくりの町並みは、平成8(1996)年12月い国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けるなど、県内外各地から来る観光客の注目をあび、九州の倉敷とさえいわしめている。
このように吉井温泉は、白壁土蔵の町並み、いで湯とフルーツ観光、さらに古代のロマンを秘めた古墳など、観光の醍醐味をもたらしてくれる。
吉井の見どころ
国指定文化財の日の岡古噴、珍敷塚古噴、鳥船塚古噴、古畑古噴等の装飾古噴、豊後街道の宿場町としておもかげを残す、白壁土蔵造りの町並が観光客の注目をあびている。
吉井へのアクセス
JR久大本線筑後吉井駅下車、車で10分。
MAP 吉井温泉
吉井の泉質・適応症
泉質
炭酸水素塩泉
適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
1軒/70人