長崎県 雲仙・小浜(うんぜん・おばま)
長崎県雲仙市小浜町
雲仙・小浜概要
山の雲仙温泉、海の小浜温泉
長崎県の南部に位置する雲仙市小浜町は、日本で第1号の国立公園に指定された雲仙国立公園の域内にあり、標高700mの地にある雲仙温泉(硫黄泉)と小浜温泉(塩化物泉)、それぞれ泉質の違う二つの温泉地を有する。
雲仙温泉は、明治、大正の頃より外国人の避暑地として賑わい、自然と人と家並みとの調和がエキゾチックな雰囲気を与えている。雲仙の自然は四季折々にすばらしく、春はツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は霧氷と美しい絵模様を見せてくれる。
また、地獄など従来の観光スポットに加え、198年ぶりに噴火した普賢岳が沈静化し、新しい山が誕生した。その名も「平成新山」と命名され、仁田峠展望所からは迫力ある溶岩ドームを間近で眺めることができる。
一方、雲仙の麓に位置し橘湾に臨む小浜温泉は、約30ヶ所もの源泉から豊富な温泉が湧き出ている。小浜温泉の自慢は豊富な湯量とともに橘湾に沈む夕日の美しさである。平成22年2月2日にオープンした日本一長い足湯「ほっとふっと105」はバラエティーに富んでおり、足湯に浸かりながら望む夕日の美しさは格別、温泉情緒を一層盛り上げてくれる。
雲仙・小浜の見どころ
雲仙)仁田峠、地獄、原生沼、溶岩ドーム、雲仙スパハウス、ビードロ美術館、平成新山、雲仙お山の情報館、日本一の足湯「ほっとふっと105」。(小浜)めがね橋、六角井戸、源泉、緑のトンネル、諏訪の池、海中露天風呂波の湯「茜」、小浜町歴史資料館。
雲仙・小浜へのアクセス
(雲仙)JR長崎本線諫早駅よりバスで約80分。
(小浜)JR長崎本線諌早駅よりバスで約55分。
MAP 雲仙
MAP 小浜
雲仙・小浜の泉質・適応症
泉質
(雲仙)硫黄泉 (小浜)塩化物泉
適応症
(硫黄泉)アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、(塩化物泉)きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、(共通)筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
45(小浜23・雲仙22)軒/6000人