鹿児島県 霧島(きりしま)
鹿児島県霧島市
霧島概要
歴史と神話のふるさと。山腹から湧き出る豊富な温泉のまち
霧島山の東南山腹600~800mの高原地帯に散在する温泉郷で、南に錦江湾をのぞみ、眺望は広い。林田、硫黄谷、丸尾などの各温泉は施設が整っている。その他の温泉は未開発の温泉資源とされているものが多く、素朴な昔の風情を残している。
霧島温泉郷は霧島地区と西霧島地区に分かれており、霧島地区には新湯、林田、硫黄谷、丸尾、湯之谷などがあり、西霧島地区には関平がある。また霧島神宮の門前には霧島神宮温泉郷がある。
温泉郷の四季といえば、4月上旬の霧島高原国民休養地一帯の桜から始まり、初夏にかけては有名なミヤマキリシマツツジが咲き乱れる。夏は登山、ハイキング、キャンプ、テニス、乗馬などの人々で賑わい、避暑地としても最適で、秋は高原一帯の紅葉がすばらしい。冬の高原は霧氷が美しい。
付近の名所には霧島神宮がある。霧島山の南麓にあり、天孫降臨神話の主人公であるニニギノミコトを祀っている。境内は老杉が茂り、夏にはブッポウソウの声もすがすがしい。他に、神話伝説で名高い高千穂峰、紅葉の名所大浪池なども近い。平成10(1998)年10月に温泉センター「神乃湯」も開館以来にぎわっている。また足湯も、次々と出来ており、観光客が多く利用している。
霧島の見どころ
神話の里公園、霧島神宮、霧島高原国民休養地、霧島高原乗馬クラブ、まほろばの里、霧島国際音楽ホール、霧島民芸村、みどりの村、高千穂河原ビジターセンター。
霧島へのアクセス
JR日豊本線霧島神宮駅からバスで約10〜30分。
MAP
霧島の泉質・適応症
泉質
硫黄泉
適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進