湯の児・湯の鶴 | 日本温泉協会

湯の児・湯の鶴概要

潮風をうけて八代海を望む絶景の海の温泉「湯の児温泉」、ノスタルジックな魅力に癒される山の温泉「湯の鶴温泉」

　海の香り漂う温泉地、湯の児温泉。目の前に広がる八代海を眺めながら、開放的な気分が味わえる温泉地として知られている。湯の児温泉は、約1900年前、景行天皇によって命名されたとされ、傷ついた一匹の大海亀によって温泉が発見されたと云われている。海沿いには旅館が建ち並び、展望露天風呂など、さまざまな温泉が楽しめる。春には、桜並木「チェリーライン」で花見、夏には海水浴と、多くの家族連れで賑わう。八代海でとれたばかりの新鮮な海鮮料理を楽しめるのも魅力の一つ。
　山にひっそりと静かに佇む、湯の鶴温泉。4軒の旅館と立ち寄り湯が川の両岸に並んでいる。その昔、傷ついた鶴が水辺で羽を休め、数日後には元気に飛び去ったことから発見されたという温泉で、古くから湯治場として人気を集めてきた。明治10年、西南戦争の従軍者も湯の鶴温泉で疲れをとったとされている。泉質は、肌にやわらかで、外傷や打ち身、筋肉痛、リウマチなどに効果がある。お風呂を楽しんだ後は、湯出川沿いをひと歩き。サラサラと流れる川沿いに旅館がポツポツと並ぶ風景は、どこか懐かしさを感じさせる。日ごろの喧騒から離れて、静かな時間を楽しみたい、そんな人たちに人気の、隠れ家のような温泉。

湯の児・湯の鶴の写真ギャラリー

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  海水浴場から眺める夕日（湯の児）
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  海に向かって広がる絶景の温泉（湯の児）
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  ノスタルジックな温泉街風景（湯の鶴）

湯の児・湯の鶴の見どころ

湯の児・湯の鶴へのアクセス

（湯の児）JR鹿児島本線水俣駅から九州産業交通バス湯の児温泉行き約20分、終点下車。
（湯の鶴）JR鹿児島本線水俣駅から九州産業交通バス湯の鶴温泉行き約25分、終点下車。

MAP　湯の児温泉

MAP　湯の鶴温泉

湯の児・湯の鶴の泉質・適応症

泉質

（湯の児）炭酸水素塩泉　　（湯の鶴）単純温泉

適応症

（炭酸水素塩泉）きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
（単純温泉）自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
（共通）筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、ストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進

宿泊施設数と温泉地全体の収容力

（湯の児）6軒　　（湯の鶴）4軒

湯の児・湯の鶴に関する問い合わせ先