山形県 碁点(ごてん)
山形県村山市
碁点概要
厚生省認定、温泉利用型健康増進施設「クアハウス碁点」
碁点温泉は、山形県のほぼ中央に位置し、江戸時代の俳人松尾芭蕉が「奥の細道」に記した最上川三難所の一つ碁点の地にある。
1977(昭和52)年に最上川の河畔で湧きでている温泉が発見され、全国でも新しいスタイルの保養温泉として村山市が開発した。
碁点温泉クアハウス碁点は、体力測定、トレーニング、コミュニケーション、温泉保養など総合的に結び合わせ、楽しみながら健康づくりができる施設である。
1986(昭和61)年には環境庁より国民保健温泉地の指定を受け、1990(平成2)年には全国初の健康増進施設(厚生省認定・マル適マーク)として認定された。これに伴い温泉療法医との提携により、ヘルストレーナーから直接指導が受けられるシステムを導入した。これにより、利用料金の一部が所得税の医療費控除対象になっている。
また、1991(平成3)年には源泉を湯量豊富な南郷温泉に切り換え、SPAプール(洋風露天風呂)をオープンし、四季を通じて賑わっている。
周辺には、体育館、テニスコート、温水プール、つり橋で結ばれている対岸の河島山には、農村文化保存伝承館や森林浴も楽しめる散策路とともに、1994(平成6)年に最上川三難所そば街道がオープンし、そこには、本格手打ちそば体験のできるそば打ち道場「農村伝承の家」などがあり、心身ともにリフレッシュできる健康づくり温泉地である。
碁点の見どころ
東沢バラ公園、最上徳内記念館、林崎居合神社、最上川三難所舟下り、農村伝承の家(体験工房)、葉山と大円院、真下慶治記念美術館。
碁点へのアクセス
JR山形新幹線村山駅よりバスで10分。
MAP
碁点の泉質・適応症
泉質
塩化物泉
適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
1軒/144人