福島県 新甲子(しんかし)
福島県西白河郡西郷村
新甲子概要
阿武隅川の源流地帯、ブナの原生林に囲まれた静かな温泉地
日光国立公園那須岳の北に連なる1,900m前後の山々、阿武隅川が源を発し、その源流に近い渓谷沿いに甲子温泉がある。この温泉は至徳元(1384)年甲子(きのえね)の年に州安和尚に発見されたという名の由来を持つ。江戸中期の白河藩主松平定信公は甲子の風光と温泉を愛し、しばしば訪れた勝花亭はその別荘である。
その甲子温泉の5km手前、昭和36(1961)年甲子温泉の源泉を引き湯して開かれたのが新甲子温泉である。標高800mの高原にあり、ブナやミズナラの原生林に囲まれ、鳥類、昆虫類が多種みられ、自然を満喫することができる。新甲子より甲子に至る道筋には、むかし鬼神を封じこめたという伝説を秘めた桂の大木があり、称して「剣桂」という。
東北の玄関口に位置し、首都圏から2時間足らずの新甲子。阿武隈川源流の郷である新甲子地内には川沿いに新甲子遊歩道があり、渓谷の眺めはとても素晴らしい。新緑と清流、山一面真っ赤に染まる紅葉、白銀の世界、四季を通して自然を楽しめます。
四季それぞれに美しく輝く大自然と高原の味覚を楽しめる旅館をはじめ、子供たちが大自然の中で遊べるレジャー施設の「キョロロン村」や日帰りで甲子の温泉を楽しんでもらうことが出来る温泉健康センター「ちゃぽランド西郷」があります。また、近くにはゴルフ場もあり、子供から大人まで家族そろって楽しむことができます。
とにかく、緑と川がきれいな場所で、散策するのが一番のおすすめ。散策し汗をかいたら、渓谷や紅葉を見ながらの入浴が楽しめ、大自然が満喫できます。
新甲子の見どころ
紅葉の名所である雪割橋、剣桂、新甲子遊歩道、白河高原CC等。
新甲子へのアクセス
JR東北新幹線新白河駅より国道289号で20分。
東北自動車道白河ICより国道289号で20分。
MAP
新甲子の泉質・適応症
泉質
単純温泉
適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、ストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
10軒/700人