栃木県 奥日光湯元(おくにっこうゆもと)
栃木県日光市
奥日光湯元概要
日光の奥座敷、歴史と自然あふれる静かな温泉地
奥日光湯元温泉は、日光立国公園の中心部に位置する奥日光の、周囲2.2kmの湯ノ湖の東北岸にあり、西に白根山、北に温泉岳、東に三ツ岳の山々をめぐらし、白樺の純林が美しい静かな温泉地である。
この温泉の歴史は古く、平安時代に勝道上人が男体山開山の時に発見して以来、湯元に湯守を置き庶民の入浴を許した記録が残されている。なお、女性の入湯が許されたのは1871(明治4)年からである。
奥日光の4月下旬、雪解けを待って春が訪れるといよいよハイキングシーズンが始まり、続いて湯ノ湖、湯川のマス釣りも解禁される。緑に包まれた夏の湯元は避暑地に最適で、林間学校やキャンプ村が開設される。10月上旬になると付近の色彩は一変し、紅葉の紅色に埋まり、粉雪が降り始める12月になると、スキーシーズンが始まる。日光湯元温泉スキー場は各級向けのコースが揃っており、特に最近は家族連れのスキーヤーで賑わっている。
付近の名所では、永正10(1513)年の刻印がある銅祠を社宝とする温泉神社、三ツ岳の溶岩流にせき止められてできた美しい湯ノ湖、湯ノ湖から流れ落ちる湯滝などがある。ハイキングコースに最適なのが、高山植物の宝庫である湿原の戦場ガ原、小田代ガ原、切込・刈込湖、光徳沼などである。奥日光湯元温泉は、四季折々新鮮さが漂い訪れる人を楽しませてくれる。
奥日光湯元の見どころ
温泉寺、神社、源泉、湯ノ湖、湯滝、戦場ガ原、小田代ガ原、切込・刈込湖、光徳沼(牧場)、日光湯元温泉スキー場。
奥日光湯元へのアクセス
JR日光線日光駅、東武鉄道東武日光駅よりバスで1時間20分。
MAP 奥日光湯元温泉
奥日光湯元の泉質・適応症
泉質
硫黄泉
適応症
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
24軒/2,482人