長野県 丸子温泉郷 -鹿教湯・大塩・霊泉寺-(まるこおんせんきょう -かけゆ・おおしお・れいせんじ)
長野県上田市
丸子温泉郷 -鹿教湯・大塩・霊泉寺-概要
温泉で健康づくり心の中までリフレッシュ 伝説に彩られた静かな山里のいで湯
鹿教湯、大塩、霊泉寺からなる丸子温泉郷は美ケ原高原の東側の麓に位置している。上信越道東部湯の丸I.Cと長野道松本I..Cを結ぶほぼ中間に位置し、関東、関西両方面からアプローチしやすい。
鹿教湯温泉は、鹿に化身した文殊菩薩が日頃から信仰の厚い猟師に山中に湧く温泉を教えたと伝えられることから「鹿教湯」と名付けられ、元禄時代(1688~1703年)から湯治場として賑わってきた。昔から中風や中気によく効くといわれ、多くの人々に利用されてきた名湯である。現在では、近代的な医療施設が完備され、高血圧症や動脈硬化症などに悩む方が、安心して療養できる温泉となっている。また、温泉利用型健康増進施設「クアハウスかけゆ」があり、温泉を楽しみながら健康づくりをすることができる。
大塩温泉は、天文年間(1532~1555年)の発見といわれ、川中島の合戦で負傷した武田軍の将兵をここで治療したと伝えられることから「信玄の隠湯」といわれている。ラジウムを含有し薬効があるとされ、山あいの小川のせせらぎを聞きながら、のんびり温泉にひたることができる。
霊泉寺温泉は、平維茂が鬼女紅葉退治の後ここの湯で傷を癒し、霊験あらたかな湯であると寺を建立し霊泉寺と名付けたところからこの名が付いたと伝えられている。今も静かなたたずまいの風情のある山のいで湯として親しまれている。温泉街の入り口には霊泉禅寺、樹齢700年を越える大けやき。温泉街までの道中には稚児ヶ淵など、見どころも多い。
丸子温泉郷 -鹿教湯・大塩・霊泉寺-の見どころ
丸子八景(文殊堂・五台橋、霊泉禅寺、延命地蔵堂、丸子公園、箱畳湖、大渕・中渕、愛宕山、岩谷堂)、信州国際音楽村、丸子郷土博物館、美ヶ原高原。
丸子温泉郷 -鹿教湯・大塩・霊泉寺-へのアクセス
JR北陸新幹線上田駅よりバスで60分~70分。
JR中央本線松本駅よりバス50分(鹿教湯)。
MAP
丸子温泉郷 -鹿教湯・大塩・霊泉寺-の泉質・適応症
泉質
単純温泉
適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、ストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
32軒/1600人