長野県 美ヶ原(うつくしがはら)
長野県松本市
美ヶ原概要
歴史とロマンがいっぱい、ふれあいの里
「いづる湯のわくに懸れる白糸はくる人絶えぬものにぞありける」平安時代中期、当地を訪れた宮廷歌人源重之の詠んだ歌。御殿山入口には、この歌の刻まれた碑が建立されており、今も訪れる人達の格好の被写体となっている。
近世の作家の文芸物などにも、この温泉郷が「白糸の湯」、「山辺の湯」、「束間の湯」な
どと紹介され、自然の中の温泉郷として来る人にやすらぎを与え、ロマンに浸る背景をつくっている。
美ヶ原温泉の歴史は、遠く奈良時代の始めにまで遡り、以来、代々の城主の格別の庇護をうけながら山々に囲まれた静かな温泉郷として、多くの人々に親しまれつづけている。
現在は、日帰り温泉入浴施設「ふれあい山辺館」、トリムアスレチックコース、テニスコートが隣接し、歴史と現代との出会いがある温泉郷である。
また、美ヶ原の名がつくとおり、美ヶ原高原の入口に位置し、美ヶ原の台上に立てば視界360度、自然の大パノラマに全身がつつまれてしまう。
歴史と出会い、人とふれあい、自然につつまれ、今をあそぶ。歴史とロマンがいっぱい、ふれあいの里美ヶ原温泉。
美ヶ原の見どころ
国宝松本城、重要文化財旧開智学校、美ヶ原高原、松本民芸館、安曇野、上高地、日本アルプス。
美ヶ原へのアクセス
JR中央本線松本駅下車、松本バスターミナルよりバス20分。
MAP
美ヶ原の泉質・適応症
泉質
単純温泉
適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、ストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進
宿泊施設数と温泉地全体の収容力
19軒/1300人