貴州双龍空港経済区温泉観光事業訪問団が来訪
2017年3月16日 公開平成29年3月14日(火)、中国南部の貴州省(人口約4,000万人)から、貴州双龍空港経済区温泉観光事業訪問団12名と日中協会2名との14名が日本温泉協会に来訪されました。
湯輝・貴州双龍空港経済区管委会副主任を団長とした訪問団は、日本の温泉地区開発・事業に関する研修視察を目的として来日、その一環で当協会に訪問されました。当協会からは大山正雄会長、笹本森雄副会長(行事担当委員長)、荒井事務局長が出迎えました。1時間半という限られた時間でしたが、日本の温泉の歴史・分布・特徴などに加え、当協会の沿革、事業概要、および直面している諸課題(温泉保護と地熱発電開発や温泉保養地の推進など)について、大山会長と笹本副会長が説明しました。
訪問団からは経営や経済などの質問もあり、活発な質疑応答がなされ、熱い時間でした。
大山会長は、かつて日本では温泉を「湯(ゆ)」、例えば草津の湯、箱根の湯と言っていましたが、今日では中国から伝来した「温泉」が一般的に使われている。日中は温泉でも結びついており、お互いに交流を行いましょうと述べられました。
最後に当協会から温泉マークについて尋ねたところ、説明されれば人が入っているISOのマークは分かり易いが、従来からの日本の温泉マーク(♨)には「和風」を感じると述べられていました。なお、中国には温泉を表すマークはないとのことでした。