福島県 いわき市
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
いわき湯本温泉は「三箱の御湯」とも呼ばれ、道後温泉、有馬温泉と並ぶ日本の三古泉のひとつ(927年の延喜式神名帳に記載)。源泉は、地区内の地下約50メートルから汲み上げた毎分5.5トンの湧出量を誇る摂氏58度の天然温泉で、完全放流式で町内の地下を通して各施設に配湯している。正式な泉質名は、【含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉】で、「美人の湯」(美肌作用・解毒作用・末梢血管拡張作用)、「心臓の湯」(血圧を低下させる~動脈硬化、高血圧に効く)、「熱の湯」(高齢者向き~保温効果が高い)を始め数々の効能を併せ持つ。